離婚したい!と思ったら決心するために確認すべきチェックリスト

2022年5月30日

離婚を決意する前に

「離婚したい…」

そう思いながら日々もやもやを抱えて鉛がはいったような身体と死んだような目で生きていました。

離婚したらどうなる?生活費は?住む場所はある?子供をちゃんと育てていける?と自問自答しながら頭の中はぐちゃぐちゃ。

「私にも非があったかも…」「私さえ我慢すればなんとかなる」といって考えないようにして

モヤモヤは解消されないまま、ストレスの反動で散財したりついつい甘いものを口にして私はブクブク太っていきました。

自分の気持ちや「自分がどうありたいか」と向き合って、もっと計画的に行動できていたら…昔を振り返ると悔やんでも悔やみきれません。

今回は、私が離婚前に自問自答し決心するために確認したことについてまとめたいと思います。

離婚したいと思ったときに確認すること5選

  1. 10年後、20年後の自分をイメージしてみる
  2. 相談できる機関を探す
  3. 何歳まで働けるかライフプランを考えてみる
  4. 万が一の時のための貯金を確保する
  5. 自信を持つ

10年後、20年後の自分をイメージしてみる

未来のことなどどうなるのかは誰にもわかりませんがイメージすることはできます。

10年後、20年後のあなたはどんな暮らしをしていて、どんな人になっているでしょうか?

「こうなっていてほしい自分」をイメージしたあとに、それまでのロードマップを逆算して作ってみてください。「いきなり宝くじが当たって、タワーマンションに住んでいる」といったような運まかせなストーリーは入れないで、自分の力でなんとかできる範囲でロードマップを作るのがポイントです。

10年20年後も、昔の優しかった頃に戻った配偶者と仲良く一緒に暮らせていたらいいですが、人は自分の都合よく変わってはくれないことも忘れないでくでさい。

人は変わらない、変えられるのは自分だけ。

あなた自身が変われば、あなたの配偶者も変わったあなたに感化されていい影響が起きる可能性もゼロではありません。しかし同時に、あなたが変わっても配偶者は何も変わらない可能性もゼロではないのです。

いずれにせよ、あなたが変わりあなた自身にいい変化が起きることはあなたの財産となります。

相談できる機関を探す

あなたの話をきいてくれて気持ちや感情を共有してくれる人はいますか?

もしいないときは相談できる機関を探してみるといいでしょう。電話での「愚痴聞きサービス」をココナラで検索してみてもいいでが、おすすめは市の相談窓口です。

女性総合相談やこころとからだの健康に関する相談、人権相談、子育て相談など、お住いの自治体の相談窓口を活用していきましょう。

心療内科に通院しカウンセリングを受けるのも方法の一つですが、診断がついてしまった場合に離婚調停・裁判などで親権取得が不利になる場合があるので、通院の場合は慎重になったほうがいいでしょう。しかし精神の健康が第一なので、しんどい場合は無理せず心療内科や精神科を受診してください。

ちなみに配偶者との再構築を望む場合は夫婦カウンセリングを受けてみるといいでしょう。

何歳まで働けるかライフプランを考えてみる

離婚ルートを選択した場合、働いて自分で生計を立てることは必須となります。今から就職できるか、今の職場で何歳まで働くか、転職をするのか… 等々。収入源をちゃんと確保することが離婚と自立への前提条件です。

万が一の時のための貯金を確保する

離婚前から貯蓄はいくらあるのか?家計の情報を管理しておきましょう。経済DVを受けている場合は、自分で働き稼いだ分のお金を貯蓄しておくことは必須です。ストレス発散のために散財しないで貯蓄にまわしましょう。

稼いだお金が溜まっていけば心の支えになります。

ちなみに婚姻期間中に稼いだお金は夫婦の共有財産とみなされ、離婚時に財産分割されますが、個人型確定拠出年金(ideco)は財産分割の対象とならないため活用するのも方法の一つです。

独身時代の貯金は分割対象とならないので手をつけないでおきましょう。

自信を持つ

あなたが笑顔で過ごせるために必要なこと、それはあなたがあなた自身に「OK」と言えることです。配偶者に否定され、あなた自身もあなたを否定していたら、誰があなたを肯定してくれるのでしょうか?

子どもはあなたを肯定し惜しみない愛を与えてくれますが、それに依存してはいけません。依存すれば毒親の一歩を踏み出してしまいます。

あなた自身があなたを肯定し、自信を持つこと。それが自立への近道となります。

ダイエットでも貯金でも趣味のものづくりでも、コツコツ続けて積み重ねてみてください。うまくいかない時は振り返りを行い分析をしてやり方を変えてみる。その積み重ねがいつかは自信につながる時がきっと来ます。

最後に

以上、離婚したいと思ったときに決心するために確認すること5選でした。

私は離婚しようかどうしようか迷って迷って悩みぬいて、頭の中がぐちゃぐちゃな毎日を送っていました。毎日忙しいと思いますが、お子さんを公園で遊ばせている時間やちょっとした空き時間に「自分はこれからどうしたいか」を頭の中を整理して考えてみてください。しんどい時は相談機関や周りを頼ってくださいね。